ビデオ近況報告 2019年3月11日取材

近況報告 


【コメント要旨】大変ご無沙汰しております。松本文明です。
昨今、私が頑張っております職は、自由民主党の副幹事長という立場、そして、国土交通委員会の理事という立場です。

副幹事長は、党全体の動きの中で、とりわけこれから行われる統一地方選挙、東京で言えば区議会議員選挙、首長選挙に勝ち抜くためにどうしたらいいか、党本部からの指示をいただきながら、また指示を出したりというような多忙な日々を送っております。

ご承知の通り、今(2019年3月11日現在)、通常国会が開会中です。衆議院は一区切りついたところで、各常任委員会で出されてきた法案の審議をスタートさせていますが、私は国土交通委員会にかかってくる法案についての議論をしっかりしたうえで、法案を成立させることに努力しています。

平成31年度予算は3月2日の未明に衆議院を通過しました。31年度予算の中では、例えば幼児教育の無償化、3歳児から5歳児に対する保育園、幼稚園等々でかかる費用を無償化する、ゼロ歳から2歳までについては区の住民税を納めることが厳しい環境にある方々に対しては無償化するという新たな若い世代への福祉予算が入っています。

ほかにも、老朽化した社会インフラ・生活インフラの点検や補修整備に対する予算、低年金で生活が苦しい方々への支援、各学校の教室や体育館に冷暖房設備を整えるための予算も入っております。

これらの予算はすべて地方自治体の窓口を通して行っていただくため、予算をきちっと地方自治体が予定できる環境に早くするということは大切なことです。予算案が衆議院を通過したということで、まず今年の一番大きな国会としての責任を果たせたのかな、そして、今後は参議院の審議の内容を充実させていただくということが一番かなと考えております。

 

 

副幹事長の仕事、一日は?

今、自由民主党の幹事長は二階先生がおつとめです。そのもとに副幹事長が約20名います。そして、この幹事長、副幹事長が党務全般を仕切ります。

具体的には火曜日に、幹事長、政調会長、総務会長、選挙委員長、広報委員長といった党の重要な役職のトップと副が全員そろって会議を行います。そして、「今、こんなことが話題になっている」「今、こんなことをやっている」といった報告がなされ意見交換があったのちに、今度は幹事長・副幹事長会が行われます。そこで、幹事長室としてどう支援ができるか話し合いをして、それを実行していきます。

たとえば、今年は山梨で知事選挙がありましたが、これに勝つためにどうしたらいいか?組織担当委員長や各団体から選挙の状況を聴いたうえで、誰に応援に入ってもらうか、日程はどうするかといったこと。それから、地震・災害が起きたときに党としてどういう支援物資や支援の議員を送るかといったことの日程調整などがあります。

副幹事長はあらゆる現場に行って、全国の都道府県議会、区市町村議会、それぞれの支部、支部連合会等の方々と意見交換をしながら、今、自民党がやらなければならないことはどういうことなのかという話を伺いながら、できることは直ちに実行し、党がうまく回転していくためのあらゆる対応に対して日々頑張っています。

問題を先送りというか抱え込まないように、できることはやらないといかんねというようなことの中で動き回ってます。

 

統一地方選に向けて

【コメント要旨】4月に行われる統一地方選挙、渋谷は区議会と区長選挙、中野・目黒・品川・杉並は区議会議員選挙が4月21日に行われます。それぞれの区で公認候補者の選定がすべて終わりました。この方々の全員当選をめざして全力で取り組んで行かなければと思っています。

全体として自民党に吹く風が厳しい、これは区議会の先生方が起こしたものではなく国政が起こしていることですので、その責任は強く感じています。

厚生労働省が法律に反した統計を行っていたことに対しては、法治国家としての国の基本が問われるほどショッキングな事件でした。今後こういうことが起こらないようにどうやっていくのかということが今課題になっています。私は総務省の政務官をやっていた当時、何回も総務省が所感する統計局に足を運んで現場を見て、統計の大切さというのは骨身にしみてわかっているつもりです。それが各省庁に共有されなければいけないなということを強く感じています。

ただ有権者の皆さんにお願いしたいことは、ぜひご自分の地域の候補者の人柄を見ていただいて、投票所に足を運んでいただきたいということです。そして、投票率が限りなく50パーセントに近いところまでもっていっていただければありがたいと思っています。

また、7月には参議院選挙があります。この参議院選挙で自公が過半数を取らせていただかないと、またまた政権が不安定な時代がやってきます。政権が不安定になるとこの国が抱えている課題、外交・国防、内政のなかにおいては急速な少子高齢化や労働力の不足といったかつてない課題をこれから解決していかなければならないということを考えると、どうしても政権の安定を何とか確保したい、そのために全力で取り組みます。

 

災害復興と防災について 

【コメント要旨】

あれから8年がたったんだなという思いを強くしています。

今日の昼すぎに東日本大震災の慰霊祭に出席させていただくんですが、生活インフラ、道路・鉄道は計画通りと言うか、遅ればせながらと言うか、元に戻っております。しかし、まだまだそれぞれの理由で故郷に帰れないで苦労されている方々、仮設住宅で苦労されている方々がたくさんいらっしゃるということを思いますと心が痛みます。

とりわけ福島第一原発の廃炉というのが大変難しいということがわかっているんですけど、計画通り進んでいないことにいらだちを覚えます。

阪神・淡路の震災のときから時がたって風化が進んではいるんですけども、しかし、あの震災で人生をかえられて、そして今も悩みを抱えていらっしゃる方々がいらっしゃいます。もちろん熊本もそうですし、全国に災害被害者の方々がたくさんたくさんいらっしゃって、大変な理不尽さを感じながら人生を立て直そうと思っている方々に、政治がどう寄り添って行けばいいのかというのは永遠の課題かなと。しかし、できることはやっていかなくちゃいけない。

そして、首都直下型地震、南海トラフ地震というのが大きな確率で近い将来起こるというふうに専門家の方々のご指摘があります。それに対して、今の日本の国力で備えられると思われるものは、100%やっていくべきだと思うんですね。それが十二分にできているんだろうかということになると、足りない足りない、まだ足りないという思いが大変強くしています。

被災地のなかで命を落とされた方々の思い、両親や愛する子ども、夫や奥さんを亡くされて、つらいなかで生きている方々の思いにこたえるというのが、やっぱり次の災害が起きてはいけないんだけど、起きた時に、そういう悲しみをどれだけ少なくできるか、減災できるかということについては、日本が今もっている科学力、経済力、あるいはこの国がもっている、一番大切な結束力というか、「被災地を助けるぞ、被災地の皆さんと一緒に立ち上がるぞ」といった力をどう結集できるかということにもっと心を砕かなくてはいけないなと思っています。

 

象徴天皇とは 

今年は陛下が譲位をされます。明治近代国家が始まってから初めてのことなんですね。そして、今回の譲位というのはこの国の将来について、ひとつの道を付けるということになるのではないかと思います。

憲法に書かれている国民統合の象徴としての在り方を陛下は本当に実直というか、「本当にあの陛下でよかったな」と思えるようなお人柄で私たちに示していただいたわけですが、私たちが天皇陛下に対して何を求めるのかというよりも、陛下の期待にどうこたえていくかということが大切だと感じます。

戦後、まったくこういうことが語られることなく今日まで来たわけですが、今の90代、80代くらいの方は、「天皇陛下が象徴になろうとどうなろうと、陛下は陛下だ」という感じなんだろうと思うんですね。そして、戦後生まれの人達は、天皇陛下は象徴だとは教わっているけど「象徴ってなんなの?」と聴いて具体的に答えられる国民は若い世代にはなかなかいないんじゃないかと思うですよね。この落差について、やっぱり国民としてしっかり考える一年にしてもらいたいなということを特に思いますね。

 

消費増税について 

10月1日に消費税が10パーセントに上がります。今度の予算で、増税前、増税後の経済への悪影響が起こらないように今考えられる、できることはすべて予算措置としてはやっているという思いはあります。しかし、デフレの時代に逆戻りさせることがあってはならんという強い思いを持って取り組んでいかねばならない。もし必要ならば、今年の暮れの補正予算、来年初めの補正予算、必要なら組んででも、さらに注意深く見ながら、万全を期していかなければいけないと思います。

 

G20サミット、ラグビーワールドカップ、東京オリンピック・パラリンピックに向けて

今年は6月にG20サミットが大阪で行われます。G20としてははじめて日本が議長を務めるサミットですから、ここで出されるメッセージは歴史に残るものですからこれを成功裏に導かなくてはいけない。

9月にはラグビーワールドカップが日本で行われます。これもアジアで初めて行われるワールドカップですから、この大会を成功裏に行って、日本でやってよかったな、日本っていい国だなと思っていただけるような大会にしなくてはいけないと思っています。

そして、その次は来年のオリンピック・パラリンピック。しかし、その直前に東京都知事選挙があります。これらのイベントをこなしていくなかで、オリンピックの準備万端は今年中に終わらせなくてはという思いが強くあります。何があっても今年中に会場をきちんとつくりあげて、いつでも来てくださいと言える体制をつくらなければいけない。

それはソフトな部分においても、何回も予行演習を重ねて問題がないように、外国から来られたアスリートはもちろん、観光客の皆さんも含めて、「日本はさすがだな」と思っていただけるようにしなくてはいけない。

開催中の道路事情で物流が止まることがあってもいけないわけですから、物流業界の皆さんとの打合せをしっかりやる。規制すべきことは規制をして、成功させるという準備が大変に重要な年ですね。

イベントも多いし、とにかく忙しい、そういう一年になるんではないかと思います。

 

電線地中化 

電線地中化については、ようやく各都道府県が電線地中化の計画が義務付けられて一年がたちます。区市町村の皆さんには電線地中化の計画を作るよう努力してくださいと言う努力義務が課されています。まだ47都道府県すべてで電線地中化計画がでてきているわけではないので、電線地中化が進んでいるか?と言われるとちょっと首をかしげるんですが、少なくとも新たにつくられた道路、新たに開発をされた町や地域、あるいは仮設でもオリンピック関連の施設ができた地域にはすべて地中化が原則ですから、そういう点では進んでいると言えると思うんです。

ただし、区道や細い都道で地中化の事業がどれだけ組まれているかということになると、まだまだこれからだと思います。

官庁街、皇居の周辺を一周すると電柱は目立たない。だけど一歩裏に入って区道に入るともう電柱だらけですね。区道の電柱をどう整備していくか、お金が大変かかります。したがって、各区が例えば10年間でこの地域、次の20年でこの地域をやりたいといったような具体的な案を作っていただけるかどうかというところが勝負になってくると思うんですね。東京都は都道を中心に、ここからここは何年中にやりますということをすすめていますから、そういう点では少しずつではあっても間違いなく電線地中化は前に進んでいる。それは予算面においてもかなり増えていますから、そういう意味でも前に進んでいると思っています。

 

選挙区について

中野区

中野区は新しい区長が誕生しました。区民の負託を受けて区長になられたわけですから、民意を尊重して、区長さんが十二分にその力を発揮していただくことが大切だと思います。

ただ、私たちと今の区長さんと何が違うのかということについては、私は個人的にはわからないところが多くて、中野駅周辺の再開発、庁舎の建て替え、西武線の連続立体交差事業に伴うまちづくり、サンプラザの解体といったハードな部分での見直しをどうされるのか、まったく見えてきておりません。

加えて、ソフトな部分、幼児福祉から高齢者福祉まで、政府が全世代型の福祉への転換を目指すと明確に舵を切って、予算もそちらの方向に舵を切ったばかりではあるんですけど、これが将来にわたりいくためにどうするのか。AI(人工知能)を区民福祉のためにどう利用していくのかなど、もっと明確にしてほしいなというような希望はあります。

批判ではなくて、やっぱり区民は公約を信じて一票を投じたわけですから、守ってもらいたい部分はあるんです。ですが一方で、今までの区政が地元の皆さんと一緒に作り上げてきた計画が全部反故になるようでも困るわけですね。その落としどころというか、調整をどういうふうにされようとしているのか。新区長の長期計画を待ちたいと思います。


渋谷区

渋谷区については駅前開発をはじめとして、区長さんが精力的に取り組んでいらっしゃいますね。新しい庁舎もできあがって、ワンストップの窓口、ITを十二分に活かした行政サービスを始めるといったこと、それからオリンピック・パラリンピックに向けてさらに観光客が増えるということも含めて、渋谷区は躍動しているなという感じています。私も、区からの要望には全力で応えていかなければと思っております。

 

目黒区・品川区・杉並区

目黒区・品川区・杉並区の場合は、私の選挙区が区全体の一部になります。各区にはそれぞれ特色があり、区ならではの全国的なイベントといったものもあります。そうした区民のアイデンティティをどうやってまちづくりや行政サービスに活かしていくか。こちらのほうから押し付けるということではなくて、区議会の先生方としっかり連携を取りながら、それぞれの地域の要望に具体的に応えていくことで各区の進展に尽くしたいと思っています。

 

中野の旧選挙区の皆さんからの支援

私の選挙区から外れた中野区のエリアがあります。私が高橋一郎という当時の都議会議員の書生になった昭和43年以降、ずっとお付き合いをさせていただいて、その方々が私を都議会に押し上げてくださいました。親戚のような、家族のようなお付き合いを頂いている方々がたくさんたくさんいらっしゃいます。そういう方々が今も変わらず「まっちゃん、出て来いよ」ということで、まちのイベントや祭りのご案内もいただきます。沼袋では今も後援会が存在して、今年も100名を超える方々にお集まりいただいて、いつもの禅定院で新年会を兼ねた国政報告会をやっていただきました。大変ありがたいなと思っております。

 

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